地下水を過剰に摂取によって起こる地盤沈下

 意外と知られていないかもしれませんが、地下水の汲み上げ過ぎによる地盤沈下が全国的に、世界的に広がっています。地盤沈下は地下水を過剰に摂取することによって発生する現象です。地下水の水位が低下することによって粘土層が収縮するために生じるのです。沈下した地盤は元に戻ることはありません。地盤沈下した土地は建築物の傾斜や大雨の時に洪水を起こすなど浸水のリスクが上がり被害をもたらします。また海抜0m地域では、洪水、高潮、津波などによる甚大な災害の危険性のある地域も少なくありません。

 地下水を採取するのは飲用のためのというより、工業用、農業用、建築物用などを中心に多岐に渡って利用されています。地盤沈下が認められている主な地域は47都道府県のうち37都道府県61地域となっています。その地域は年々広がっています。海外などでも大規模な農業を始めたばっかりに地下水の枯渇や農薬による水質汚染が問題になっています。

 地下水は行政が規制の対策すると、地盤沈下の進行を鈍化するか停止しています。そのため都市部では徐々にですが規制が進んでいます。このような事実を知ると、水がいかに大切なものなのか、わかるのではないでしょうか。

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